前回、スパイン調整についての記事を書きました。
ありがたいことにたくさんの反響をいただき、うれしい限りです。
今回過去の記事も少し書きなおしてみました。
まだ見ていない方は、↓↓↓一度のぞいてみてくださいね?
スパイン調整ってなに?ということで、調子に乗って、今回もスパインについて書きたいと思います。
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最近よく、「シャフトには、スパインと呼ばれる、硬い部分が存在するの?」と、シャフトのスパインの存在を聞かれます。
私の答えは、
「ノー」 です!
おいおいおい!
「
スパイン調整ってなに?」にくどいくらいスパインの存在を書いておきながら答えは、『ノー!』???いったいどうなっているんだ?
なんてお叱りを受けるのは、当たり前ですよね?
やはり、答えは、「ノー」なんですよ!
なぜかというと…
それは、ルール上、スパインが存在していけないからです。
付属規則II クラブのデザイン
2.シャフト
b.曲げ特性とねじれ特性
シャフトは、シャフトのどの1点をとってみても、次のようでなければならない。
(i) シャフトをその縦軸のまわりに任意に回転させた上でどのように曲げてみても、歪み量が同じであること。
(ii) 両方向に同程度ねじれること。 つまり!
「スパインがあるので、それを無視してシャフトを装着すると、ナイスショットは望めませんよ!」
なんて言ってしまうと、
「自分の店のシャフトは、ルールに適合していないシャフトである」
と言っているみたいなものですもんね?
なので!
うちの工房で扱うシャフトには、「スパインは存在しません!ルール適合シャフトですよ!」って感じでしょうか?
んじゃ!なぜ?スパイン調整をするんだ?
って言われそうですが…
より良い精度を出すために、必要だから…
ってことになるんでしょうね?
なんて…
ちょっと苦しいいいわけですが…
前回の記事の後、たくさん質問いただきました。
その中で、一番多かった質問なのですが、
「スパイン測定で、計測した、一番硬い部分をどちら向きでヘッドに装着するのですか?」
という、質問をよく受けます。
これは、なぜかと申しますと、
工房さんによってかなり理論がわかれるところでしょうねぇ?
うちの工房では、スパインの計測は、下の写真のような計器をつかっておこないます。

シャフトの真ん中あたりを支点にシャフトをしならせて、その硬さを計測します。写真のように計器にシャフトを装着し、シャフトをまわして硬いところを計ります。
仮にこの写真の状態が、一番硬い場合としますと、うちの工房では、クラブヘッドのトゥを上向きになるように装着します。
それ、この状態で、シャフトをしならせた時に、一番硬い状態であるわけで、スイング時のトゥーダウンを抑えられると判断しているからなんです。
ところが、工房さんによっては、私の方法とは、真反対に装着するところもあるようです。
私の方法と反対に付けたのでは、やわらかいところが下になっちゃう気がするのですが…
おそらく、硬い部分の計測方法の違いと、硬い部分の使い方の違いということなんでしょうけど…
写真の場合が、一番硬いしなり方という計測結果が出た場合、硬い部分が、シャフトの上つまり、時計でいうところの12時側が硬いと判断する場合と6時側が硬いと判断する場合があるらしいんです。
6時側が、硬いと判断する場合、もちろん6時側を下(つまりネック側に)
12持側が硬いと判断する場合は、12時側を下側に装着するらしいんです。
このあたりは、各工房さんやクラフトマンさんの理論によって判断が、わかれるところなんでしょうけど…
私の場合は、
写真のようにしならせた時点で、シャフトのどの部分が硬いというんじゃなく、この形でしなった時が一番硬いと判断しますので、
写真の向きで、トゥ側を上向きになるように装着します。
う?ん
どの方法が、一番なのかは、各クラフトマンの理論によるでしょうから、どれが正しいとか正しくないとかは、わからないです。
私は、私の方法が、一番ベストではないかと思っています…
って文字で伝えるのは、難しいんですが…
わかっていただけたでしょうか?
でも!
じつは、このケースには、あたらないものがあるんですよ!
次回は、色々なケースについてお話したいと思います。
って一話完結じゃないんかい!!
はい!もうちょっとこのネタ引っ張りますので、お楽しみに!!
では!今日も!
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